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独り言

韓国こそ「正しい歴史認識」を

日韓外務当局による「日韓記者交流」で、朴槿恵大統領の新政権が発足したばかりのソウルを訪れ、

政府当局者、韓国人記者、さらには一般の高校生までが日本の「右傾化」への懸念を口にした。

この言葉は、日本を「過去」のイメージでとらえるための便利な道具なのかもしれない。 

「日本は右傾化しているのではないか?」  

「軍備増強や歴史認識での日本の強硬姿勢への心配が広がっている」  

外交通商省を担当する韓国メディアの記者らは、日本人記者団との意見交換会でこう指摘した。

視察した高校でも、男子生徒が「日本人は極右の傾向を持っている」と口にした。  

 

安倍晋三首相が11年ぶりに防衛関係費を増額し、

旧日本軍による慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」の見直しに意欲をみせたことを

一緒くたにして「右傾化」のレッテルを貼れば、韓国人には居心地がいいのだろう。  

ただ、防衛関係費の増額は、核・ミサイルの開発を進める北朝鮮や、

沖縄県・尖閣諸島で領海侵入を繰り返す中国を念頭に置いたものであり、

韓国に向けられたものではない。日韓両国が米国と緊密な連携を図る上でプラスになるはずだ。

 

尹炳世外交通商相は、日本人記者団に

「歴史問題について日本側のリーダーたちが正しい認識を持ち、行動で示してほしい」と答え、

慰安婦問題での前向きな対応を促した。  

しかし、島根県・竹島に関する質問には答えず、それどころか、

外交通商省当局者が「質問はなかったことにしてほしい」と求め、

拒否する記者団と押し問答になった。国内で「弱腰」と報じられることを懸念したのだろう。  

竹島問題に関し、尹氏は国会の人事聴聞会で

日本帝国主義の侵略過程で起きた歴史問題」と位置付け、

「日本が、紛争地域化しようという戦略がさらに強化されている」との見解を示している。  

 

日本が閣議決定によって竹島領有の意思を再確認したのは、1910(明治43)年の

日韓併合に先立つ1905年のことであり、1950年代から韓国が不法占拠を続けている。

竹島問題で韓国側が「正しい歴史認識」を持つことが、

「未来志向の関係を構築していく」(朴大統領)ための第一歩になるはず。

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ロビー活動ばかりに力を注がないで、「真実」「事実」だけを見て欲しい、、、

自分たちに「否」があることを知っているから、出来ないのだろうけど、、、

 

「虚実」を言い続けても「現実」にはならないよ。