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独り言

年長者を敬う気がない:金正恩

先日、テレビを見ていたら、「金正恩の指導者としての態度について」と言うような、

韓国のテレビ局が制作した番組を放映していた。  

それによれば、北朝鮮の最高指導者であり、権力者でもある金正恩

(1)党や軍の年上の幹部の前でも平気でたばこを吸っている

(2)幹部たちとの会議の場でもたばこを吸っている

(3)前線を視察したときに雨が降っていたが、金正恩だけは傘をさしていたが、

   年上の軍の幹部連中は雨に打たれたままだった、というような内容であった。  

その他にも、党や軍の幹部連中をはべらしての音楽会では、皆が両足をそろえているのに、

ひとり金正恩だけは足を組んで観賞しているという。

朝鮮半島では儒教の教えにより「長幼の序」に厳しく、年上の前ではたばこを吸わないのが礼節である。  

しかし、この男は、自分よりも2倍以上もの年長者の前で、堂々とたばこを吸っているのだ。

年長者を敬う心などまったくない、品のない若造である。  

 

そういえば、批評漫画に「父にはこの“ゆすり・たかり交渉術”のみ教わったのだ。

父もまた同様だった」という文句があった。

父とは金正日総書記のこと。この金正日も若いときから、年長者の前で平気でたばこを吸い、

周囲からひんしゅくを買っていたが、誰も注意できなかった。

金正恩は父親から「ゆすり・たかり交渉術」だけではなく、

「年長者の前でも平気でたばこを吸う」という“礼節のなさ”も学んでいたらしい。

この父親は、「たばこは百害あって一利なし」と言って、禁煙を国民に勧めていたクセに、

自分だけは別格だと考えていたようだ。  金正恩も親父とまったく同じことをやっている。  

 

北朝鮮の画報『朝鮮』には、「世界禁煙の日」を前に北朝鮮における禁煙活動の記事が出ていた。

「共和国政府(北朝鮮)は禁煙活動に力を入れており、たばこ統制法で禁煙を奨励している」んだとか。

まずオノレから率先してみたらどうだ。

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ある意味悲劇的なこと。

「人とは」どうあるべきか。「人とは」どう生きて行ったら良いのか。

そのダメな方の育ち方を見せてくれているように思う。

国民が悲劇すぎる。この手の国家は何れ滅びる。