中国人民解放軍:61398部隊
超高層ビルが林立する上海の国際金融センターから地下鉄で30分ほどのベッドタウンに、
その12階建てのビルはあった。
米国の政府機関や企業へのハッカー攻撃に関与していると指摘された「61398部隊」の拠点。
住宅や商店に囲まれた都市部の日常的な空間に、警備に目を光らせる兵士らの姿ばかりが異様に映る。
このビルを車中から撮影した米国人記者が兵士にみつかり、
身柄拘束の上、撮影画像を強制的に消去させられる騒ぎがあった。
こんな時こそ、米国人ほど目立たない日本人記者の出番なのだが、すぐに警備兵に追い返された。
米国での報道に対し、中国国防省は「人民解放軍はいかなるハッカー活動も支援したことはない」
と完全否定。さらに中国外務省などは「米こそハッカー攻撃国だ」とキバをむいた。
一方、この「61398部隊」が2004年ごろから上海周辺の大学で、
コンピューター技術を学ぶ学生に卒業後の同部隊への入隊を条件に奨学金を出す
「求人活動」を行っていたことが明らかになっている。
特別な技能をもつ有能な大卒者を軍に引き留めるため、基地周辺のへんぴな土地柄ではなく、
大都会の一角を勤務地にしたと考えれば、軍事拠点としては違和感のあるビルの立地にも納得がいく。
ーーー
中国お得意の「自分はやっていない。」「お前たちがやっているんだ。」主張。
時が経っても進歩もない。子供の主張。
まるで「サザエさん」の「カツオ」が何時までも小学生のよう、、、