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独り言

国際化には程遠い中国の公衆トイレ:米誌

2012年、中国証券監督管理委員会の郭樹清会長は、中国証券の国際化問題を話し合っている最中に、

「ここのビルのトイレにはトイレットペーパーがない。盗まれるのが怖いからか?

われわれは毎日国際化を語っているが、この委員会から国際化すべきじゃないのか?

トイレにトイレットペーパーすらないのに、何が国際化だ」と発言し、一同を驚かせた。

 

中国人はトイレに紙を持参する。トイレにトイレットペーパーがないのは当たり前の光景だ。

2001年から2011年まで、私は中国の病院を10カ所以上訪問したが、

トイレにトイレットペーパーが備え付けられていたのは、北京市内にある病院の特等室のみ。

その他の部屋やその他の病院のトイレにはトイレットペーパーも石鹸も置いてなかった。

理由を関係者に聞くと「無料で提供すると持ち去られるから」という答えが返ってきた。

中国が今直面している問題は、こうした小さなことからも浮かび上がってくる。

 

中国衛生部は石鹸とトイレットペーパーの常備を国内すべての病院に命令することができないのか?

あるいは命令を下しても、病院側がこれを無視しているのか?

トイレットペーパーの購入費が流用されているのか?

いずれにせよ、これらは中国の政府機関の弱体化を表している。

 

 

山東省のあるメディアは、前述の郭会長の発言を紹介し、同会長の率直な物言いと実行力を称賛。

「その場にいた人々は全員あ然としていたが、会長の言葉でやっとわかったようだ。

証券監督管理委員会のビルにはその後、トイレットペーパーは常に備え付けられている」と報じた。

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日本では当たり前のことなのに・・・。

民度の違いか。教育なのか。