執拗な盗聴・監視:中国
北京駐在も2年近くになるが、執拗な電話盗聴やパソコンの監視には神経をすり減らされる。
昔も盗聴は日常茶飯事だった。
しかし電話がつながると装置が稼働する音が聞こえ、自分の声が山びこのように返ってきたり、
相手の声にエコーがかかったりするのですぐ分かった。
盗聴者を意識し、共産党政権や監視当局への皮肉を言って、電話を切られることもあった。
今は、当局の装備や手口が格段に進化したため、先方の思うままに操られる。
携帯電話で海外と話しているのに実によく聞こえるので、
話し込んでしまい、手痛い打撃を受けることもある。
昨秋の反日暴動直前、地方の同僚と情報交換している最中に、
携帯が突然「ブーン!」と音を立てて震動し始めたのには驚かされた。
ネット監視も執拗だ。
当局が遮断している海外ネットにアクセスを繰り返していると、その都度パソコンを使えなくされる。
修理して繰り返しトライしていると、幽霊屋敷のようなおどろおどろしい画面が現れ、
「捜索!」という2文字が浮き上がってきたのにはあぜんとした。
中国では数万人規模のネット監視団が、自国民や外国人のネットを日夜見張っているとされる。
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くだらない。
そうまでしないと体制を維持できない体制とは、本当に守る必要があるのか?
他にやることあるだろう・・・。