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独り言

海上での日本人拉致:北朝鮮

北朝鮮の朝鮮人民軍元幹部の証言を受け、政府が洋上での日本人拉致について本格調査に乗り出した。

証言からは、動機や被害者の活用法、手口などが詳細に浮かび上がる。

証言内容は1年前には日本側に伝えられていたというが、「参考情報」扱いだった。

拉致という主権侵害に加え、殺害もいとわない犯罪行為があったのか。

事実の徹底解明が求められる。

 

元幹部によると、1960年代初めから始まった軍工作員による日本への浸透作戦は、

来る対韓国開戦に合わせ、日本にある米軍基地や原子力発電所を破壊するための

「軍事地図」作成が目的とされた。

これに連動して、主に地形や侵入経路などの情報を確認するために漁船の日本人拉致も開始された。  

元幹部は「漁民は海岸線の状態や警備状況、レーダー網についてもよく知っている」とし、

「陸上で拉致するより、発覚の危険が少ないこともあった」と説明。

拉致被害者を教育し、情報収集のため日本へ送り込む計画もあったという。  

党の工作機関と競争関係にあり、成果にはやる軍工作員らは「海上の拉致は容易で回数を増やすよう」

進言したが、金日成主席は年に1~3回に抑えるよう命じたといい、

発覚を警戒していた様子もうかがえる。

季節で偽装変え  拉致に使う工作船は日本漁船を装うが、

4月はニシン漁、6~10月はイカ釣り、8月はサンマ漁と季節に合わせ、

偽装を変える徹底ぶりだった。  

深夜、漁船団から離れた3~5人乗りの10~20トンの小型船を狙った。

元幹部は「船員らは寝入っていることも多く、接近は容易だった」と話す。

銃を携行せず、刃物だけで襲撃することもあったという。

並行して実施したとされる韓国人の漁船拉致では「重武装で臨んだ」としており、

日本の海上警備が甘く見られていたことを物語る。  

若い人だけを拉致し、残る船員は機関室に縛り付け、船底に工具で穴を開けたり、

冷却水を引くホースを切断して海水を流し込んだりして船ごと沈めた。  

日本に潜む工作員らからの情報もあったが、「日本人を情報源として再確認するという

安易な目的のために日本人が拉致され、その犯行を隠すため殺害まで行われた」とも。

 

元幹部によると、昨年6月ごろには在韓国日本大使館の職員に証言を伝えていた。

だがその後、日本側が本格調査に着手した様子はない。

政府関係者は「参考情報として、たなざらしにされていた」と言う。

拉致問題対策本部が調査に着手したのも、安倍晋三政権になってから。  

 

北朝鮮は、主体思想で「人間が一番大事だ」と教えながら、拉致を継続し、

金日成主席と金正日総書記もそれを承認していたとされる。

罪悪感を持ち続けた元幹部は「事実を隠蔽せず、被害者らが日本に帰り、

家族の胸に抱かれることを祈っている」とし、証言を決意したという。

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日本のマスコミ(報道機関)にも問題があると思うが、、、

1年前の、この朝鮮人民軍元幹部とやらの証言を聞いて、日本政府は「参考情報扱い?」

これまでこの元幹部とやらに接触もしていない???

どういった精神構造なのだろうか?少なくとも日本の議員や役人ではない。