グローバル社会の毒:無法中国
「国家権力はリヴァイアサン(海の怪獣)のように絶大であれ」
そう唱えたホッブズだが、それは「万人の万人に対する闘争」という自然状態から平和に暮らせる社会を
目指すためであり、国家を強力にすることで、人間の生存権を守る役割を期待した。
中国にはこわもての、海獣もどきの権力はある。しかし国民の生活環境はお粗末そのものだ。
有毒な大気で死者が続出し、人気ブロガーはいわれなき暴行を受ける。悲惨な事件・事故の原因は
うやむやなまま、農民工などの暴動が頻発するも、新聞には真実を報道する自由がない。
お飾りの憲法はあっても、「国民が法の支配を通して、保護を得る」というホッブズ理論の基本すら
おぼつかない。
「やがて国家は消滅する」そう宣言したマルクス思想を奉じる国だから、
まともな国家建設は期待できないのだろうか。海外に覇を求めるような動きに、疑義は深まるばかり。
グローバル化をアメリカン・スタンダードへの服従、と批判する向きがあった。
しかし先進国から技術やデザインをかすめ取り、商品化して南米や中東に売りさばく中国こそ、
グローバル社会に毒を注ぐ元凶といえる。
いま、中国は日本の海にうごめく「海獣」になりつつある。警戒を怠ってはならない。
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いろいろな所で日本の危機を想定している。
その当事国の日本が 無策・無対応ではね、、、ガンバレ!安倍首相。