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独り言

飯島勲内閣官房参与:訪朝

北朝鮮への国際的な包囲網が強まるなかで、

飯島内閣官房参与が訪朝したのは、膠着状態が続く拉致問題の局面打開を図ろうとしたといえる。

拉致問題の解決を「私の使命」とする安倍晋三首相の意向を踏まえた行動とみられ、

「特使的な位置づけで首相訪朝に向けた地ならしではないか」との見方もある。  

政府内では先週末から、飯島氏が今週中国入りするとの情報が流れていたが、

ある政府関係者が「平壌入りするところまではつかめていなかった」ともらしたように、

菅義偉官房長官らごく一部の高官を除き秘密裏に計画を進めていたようだ。  

 

「特命担当」として政権入りした飯島氏は当初から北朝鮮問題に関心を示し、

小泉純一郎元首相の秘書官時代からのパイプを生かし、

在日本朝鮮人総連合会側とも接触していたと言われる。  

北朝鮮と極秘交渉をしていた外務省の田中均アジア大洋州局長は、

小泉氏と頻繁に会談していたことを北朝鮮側にアピールしていたが、

飯島氏も安倍首相との近さを強調していた。

先月のテレビ番組では「首相の電撃訪朝もありうる。拉致問題の進展も期待してもらっていい」

と自信をのぞかせていた。

 

総連の中央本部の土地、建物の再入札が決まったことを踏まえ、

政府内では「飯島氏が本部の使用継続をカードに北朝鮮に拉致問題で進展を迫るのではないか」

との観測も出ている。  

 

北朝鮮にとっても、日韓関係の改善の兆しがみえないなかで、

日本側と接触することで韓国をゆさぶる目的もあるとみられる。  

ただ、政府の一員とはいえ、直接の交渉担当者ではない飯島氏が単独で北朝鮮側と協議を進めることを

不安視する向きは強い。  

また、核実験やミサイル発射など挑発を続ける北朝鮮に対して、

これまで制裁に反対していた中国も大手銀行が、貿易決済銀行である朝鮮貿易銀行

口座閉鎖に踏み切るなかで、日本だけが独自行動をとることへの懸念もある。  

 

ソウルを訪問した米国のデービース北朝鮮担当特別代表は記者団に、

日本側から事前に飯島氏の訪朝の連絡を受けていなかったことを示唆したうえで、

日本訪問の際には「当然、日本側と(訪朝について)話すことになる」と述べた。

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良いねー♪

安倍政権になってから、日本が国体になってきた。

そもそも「国」とは?こういうもの。世界共通。

 

日本の国益のため、よろしくお願いします。