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独り言

田中均:元外務審議官

安倍晋三首相による「フェイスブック」での田中均・元外務審議官の対北朝鮮外交への批判した。

その後、田中氏が講演でこれに反論したことについて、拉致被害者有本恵子さんの父、

明弘さんからこんな電話をもらった。

「メディアが田中氏に語らせるのが悔しい。外交官が自分でちょんぼしておいて反省せず、

首相に文句を言う。田中氏は被害者家族と顔を合わせもしない」

また、民主党細野豪志幹事長や自民党の小泉進次郎青年局長が首相に自制を求めたことをこう嘆いた。

「細野氏が言うのは野党だからまだいいねん。だけど、小泉氏が同じことを言うのはいかん。

当時のことを何もわかっていない」拉致被害者家族の田中氏への不信感は根強い。

 

背景には、田中氏自身の過去の言動の積み重なりがある。

平成14年9月17日当時の小泉純一郎首相の初訪朝前後を振り返ると。

田中氏は北朝鮮が伝えてきた不自然な拉致被害者8人の「死亡年月日情報」について、

報道されるまで被害者家族に伝えなかった。17日午前中には情報を得たのに、

小泉首相にも平壌宣言署名直前の午後5時ごろまで報告しなかった。

10月に米大統領特使として来日したケリー国務次官補が福田康夫官房長官と安倍副長官を

夕食会に招いた際には、勝手に「両氏とも忙しい」と断り自分が面会した。

15年5月の日米首脳会談の際は、両首脳が北朝鮮に「対話と圧力」で臨むことで一致したのに、

記者団への説明用資料から独断で「圧力」を削除した。

国務省幹部からは「サスピシャス・ガイ(怪しいやつ)」と呼ばれ、

拉致被害者の家族会と救う会が北朝鮮担当から外すよう求める声明を出したこともある。

 

「もう田中氏を相手にしてもしようがない」安倍首相は周囲にこう漏らす。

ただ、田中氏の講演での首相への反論も論点のすり替えが目立つ。

例えば14年に帰国した拉致被害者について、田中氏が北朝鮮に戻すべきだと主張した

との首相の指摘を否定し、戻さないと決めた最終判断には「誰も反対していない」と強調した。

とはいえ、田中氏が首相官邸内での議論の過程で「いったん北に戻すべきだ」と訴えていたとの当事者、

関係者の証言には事欠かない。また、田中氏は首相の「日朝交渉記録を一部残していない」

との批判に関しては「記録をつけない交渉なんてあり得ない」「記録が作られていないことはない」

と反論した。だが、首相は「作られていない」などとは言っていない。

なぜか今、一部の資料がない問題を問うているのだ。

 

この件は菅義偉官房長官が記者会見で「記録は一部残っていないのか」と問われ、こう明言した。

「それは当然だ。そういう見解だ」

結局、メディアや与野党の政治家も加わった今回の論争を通じて浮かび上がったのは、

拉致問題に向き合うそれぞれの姿勢ではなかったか。

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正にどっかの国がよく使う言葉、「売国奴」ってやつですね。

決定権も何もない事務方(裏方)が自分の判断で事を進める。。。危ない。。。

もっと危ないのは、今になっても”それ”を自覚なされていない、、、

事務方の習性なのか?自己擁護だけなのか、、、

 

でも田中さん、貴方に信用(人望)はないですよ。それをお認めになって下さい。